どうも、お久しぶりです。十代目です。

長々とお休みしてしまい申し訳ありません。なんだかわからないんですが、忙しくしておりましてようやくブログを書く余裕ができました。

仕込み開始から約4が月。ついにこの日がやってきました！

そう、皆造です。

皆造とは、仕込み作業はもちろん、火入れや蔵内の掃除なんかもすべてが片付き、今シーズンの酒造りが完全に終了したことを意味します。

今年は事故やケガがもなく、本当に順調に皆造まで迎えられて、本当に良かったと思っています。

その前に2月10日に甑倒しもやってるんですが、その時の様子も見てみましょう。

甑倒しとは、米を蒸す甑（こしき）をもう使わなくなって倒して片付けるよっていう意味です。ここまで来るともう醪の管理だけとなるので、かなりホッとします。

話は戻って皆造祝いですが、コロナの影響もあって大きな宴会が自粛ムードですが、身内のみということなので一席設けさせていただきました。

家族、従業員、パートさん、地元の小売店さん、今期の酒造りにかかわった方々にて行わせていただきました。

今期の造りの反省やら、来季に向けての展望やらこういうお酒が入った時にしかできないはなしも沢山できて有意義な時間でした。

最後に、

今期で11年務めていただいた蔵人が引退するということなので、その送別会も。

最年長ということもあり他の蔵人をよくまとめていただけましたし、酒造りだけでなく蔵内の整備やら道具を作ってくれたりと、とても器用な方でもありました。

長年かたふねに尽力いただいて感謝します。ありがとうございました！

寂しくなりますが、また来年は新たな蔵人を迎えてかたふねを造っていきます。