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新潟の日本酒の歴史は?酒蔵見学の魅力や予約方法もチェック

新潟の日本酒の歴史や酒蔵見学の魅力を解説!予約方法や新潟の観光スポット・グルメもチェック

新潟は酒どころとして有名です。日本酒が好きな方、興味がある方は、酒蔵見学をしてみませんか?こちらでは、日本トップクラスの酒蔵数を誇る新潟の日本酒の歴史や酒蔵見学の魅力、予約方法・マナー、酒蔵見学と併せてまわりたい新潟の観光スポットやグルメをご紹介します。

竹田酒造店の酒蔵見学についてもお伝えします。お気軽にご予約ください。

酒どころ新潟における日本酒の歴史

酒どころ新潟における日本酒の歴史

新潟の日本酒の歴史と特徴

新潟県は日本有数の酒どころです。奴奈川神社の旧記に「沼垂の田の稲を用いて醸した甜酒」との記述があり、1000年以上前から酒造りが行われていたと考えられています。また、上杉謙信が5年間にわたり清酒などの税金を免除したことで、酒造りの発展につながったとも言われています。

新潟県には約90の酒蔵があり、全国でもトップクラスの数を誇ります。生産量は全国3位ですが、そのうち特定名称酒の占める割合は約7割と高く、早くから吟醸酒を造り続けてきた名酒どころです。新潟は米どころでもあり、酒造好適米の代表品種として「越淡麗」があります。「山田錦」と「五百万石」を交配させた晩生品種で、大吟醸酒の醸造に適しています。

気候風土と歴史に育まれた新潟の酒造りの伝統

新潟県は豪雪地帯としても有名な雪国であり、酒造りに適した気候風土に恵まれています。冬期間の雪解け水は、ミネラル分を豊富に含む良質な水となります。この水を使うことで、米の良さを十分に引き出した上品で味わい深い日本酒が生み出されるのです。また、夏場の気温は高めながらも湿度が低いため、夏を越しても酒が劣化しにくい環境があります。こうした新潟の気候は、昔から酒造りに適していたと言えます。

新潟の酒造りには長い歴史と伝統があります。江戸時代からの酒造業の発展を支えたのは、日本海に面した立地も影響しています。海運で物資の出入りが容易であったため、酒造りの技術や文化が外から入りやすかったのです。このように、自然環境と歴史的背景が相まって、新潟では酒造りの伝統が育まれてきました。

新潟の気候と水がもたらす味わいの特徴

新潟県のお酒は、その味わいの特徴が「淡麗辛口」と言われています。「淡麗」とは、きれいで澄んでいてすっきりとした味わいのことを指します。「辛口」は、あと味がキリッと引き締まり、くどくない味わいのことです。この新潟の酒の特徴は、寒冷な気候と良質な水に由来しています。

新潟の雪は空気をきれいに保つ働きがあり、酒造りに欠かせない麹菌や酵母の育成に適しています。また、寒暖差が穏やかなことでお酒の味わいがまろやかになるのです。加えて、新潟は良質な軟水が豊富に存在します。この軟水が、お酒のまろやかな味わいに大きく影響しています。このように、新潟の気候と水が相まって、上品で洗練された味わいの日本酒が生み出されています。

見学予約前にチェック!酒蔵見学ツアーの魅力

見学予約前にチェック!酒蔵見学ツアーの魅力

新潟県では、地元の酒蔵を見学し、日本酒造りの過程を学ぶことができるツアーが数多く実施されています。これらのツアーでは、伝統的な酒造りの技術を間近で見られるだけでなく、酒蔵ならではの雰囲気を楽しむことができます。

また、ツアーの多くでは試飲の機会が設けられており、出来立ての新潟の日本酒を味わうことができます。訪問者は、専門家から直接日本酒の魅力や飲み方を教えてもらえるため、日本酒に対する理解が深まるとともに、その奥深い世界に触れることができます。新潟の酒蔵見学ツアーは、日本酒ファンのみならず、多くの観光客にも人気があります。

製造工程を間近で見学できる

酒蔵見学ツアーでは、酒造りの工程を間近で見学することができます。原料の米の処理から、仕込み、発酵、熟成、そして出荷までの工程を、蔵人の説明を聞きながら見学することができます。普段なかなか見ることのできない酒造りの工程を見学することで、日本酒に対する理解が深まります。また、多くの酒蔵は長い歴史を持っており、その土地ならではの伝統的な酒造りの方法が受け継がれています。酒蔵見学ツアーに参加することで、日本酒の歴史や文化について学ぶ機会になることでしょう。

蔵人から直接説明を受けられる

蔵人は酒造りのプロであり、日本酒に関する深い知識を持っています。酒造りへの思いや面白エピソードなど、生の声を聞くことができます。蔵人から話を聞くことで、日本酒についてより深く知ることができます。蔵人の熱意に触れられるのは、酒蔵見学ならではの体験です。また、蔵人の人柄に触れることで、酒蔵見学ツアーがより思い出深いものになります。質問があればその場で尋ねることもでき、酒造りの奥深さや新潟の酒造文化に触れ、日本酒への理解を一層深めることができるはずです。

希少な限定酒の試飲ができる

酒蔵見学ツアーの多くでは、できたての新鮮な日本酒を試飲することができます。蔵元自慢の銘柄はもちろん、普段は飲むことのできない限定酒を試飲できることもあります。また、試飲しながら蔵人からお酒の説明を聞くことができるので、より美味しく日本酒を楽しむことができます。

酒蔵見学をするときにチェックしたいポイント

酒蔵見学はより深く日本酒の世界に触れていただけるチャンスです。見学の際にぜひ、注目していただきたいポイントをいくつかご紹介します。

蔵の歴史とこだわり

  • 創業の年:蔵の長い歴史は、その土地の文化や風土と深く結びついている
  • 使っているお米:新潟は米どころ。どのようなお米を使っているのか、その特徴についても聞ける
  • 蔵人の思い:酒造りに込める想いや、こだわりの部分を知ると、日本酒がより美味しく感じられる

酒造りの工程

  • 麹室:麹菌が育つ大切な場所の温度や湿度など、麹作りに欠かせない要素を直に目にすることができる
  • 仕込み室:酒母や醪(もろみ)を作る場所を見学できるかも
  • 貯蔵タンク:できあがった日本酒を寝かせる場所。タンクの種類や、熟成期間についても酒蔵ごとに違いがある

試飲

  • 季節限定酒:その時期にしか飲めない限定酒があるかも
  • 飲み比べ:いくつかの種類を飲み比べて、自分の好みの味を見つける

見学の際の注意点

  • 予約:事前に予約が必要なので、要問い合わせ
  • 服装:動きやすい服装で
  • 事前の食事:納豆などNGな発酵食品もある

新潟の竹田酒造店では、お酒造りが本格化する12月中頃~2月頃まで、酒造見学を承っております。タイミングによってお見せできるところが異なる場合や、少人数での受け入れのみとはなっておりますが、かたふねの製造現場をぜひ、ご覧になってみてください。

蔵元見学の予約方法と見学のマナー

予約方法

電話での予約

直接蔵元に電話をして、希望日時や人数を伝えて予約します。電話番号と受付時間を確認して連絡しましょう。

オンラインでの予約

蔵元によっては、公式サイトから予約できるケースもあります。フォームに必要事項を入力して予約します。

見学時の注意点やマナーについて

予約制かどうかを確認

酒蔵によっては完全予約制のところもあります。必要に応じて予約しておくと安心です。

香りの強い整髪料や香水は避ける

日本酒のデリケートな香りをしっかり感じられるよう、強い香りのものは控えることをおすすめします。

歩きやすく着脱しやすい靴

見学時期によっては雪の中を歩く可能性もあるため、歩きやすい靴が良いでしょう。見学用の靴に履き替える場合もあるので、着脱しやすい靴が便利です。

竹田酒造店の見学予約について

竹田酒造店では、お酒の製造期間に合わせて12月中旬から2月ごろまで酒蔵見学を受け付けています。1866年創業の歴史ある老舗酒蔵を見学してみませんか?

Webお問い合わせはこちら

お電話:025-534-2320(平日8:30~17:00)

料金 無料
予約 必須
見学時間 13:00~16:00
人数 最大5人
所要時間 30分程度
駐車場 3台
お願い 当日は納豆を食べずにお越しください

新潟の酒蔵見学「竹田酒造店」へのアクセス情報

竹田酒造店へ見学にお越しいただく際のアクセス情報をご紹介します。

お車でお越しの場合

<北陸自動車道 大潟スマートICから車で5分>

  • 北陸自動車道大潟スマートICを降り、県道77号線で左折
  • 土底浜駅前信号を左折し、国道8号線に入る
  • ラーメンショップ大潟店で右折
  • 直進し、県道129号線(犀潟柿崎線)で左折
  • 750mほど直進すると左手に竹田酒造店がございます。

電車でお越しの場合

<JR信越本線 土底浜駅もしくは犀潟駅からタクシーで4~6分>
(犀潟駅からの道順 徒歩20分程度)

  • JR信越本線、北越急行ほくほく線犀潟駅で下車し、駅前の通りを曲がらず直進
  • 県道129号線(犀潟柿崎線)で右折
  • 1.3km程度進むと右手に竹田酒造店が見えます。

見学にお越しの際は、事前のお問い合わせ・ご予約をお願いいたします。

酒蔵見学と併せて新潟の観光スポット・グルメも楽しもう

新潟の観光スポット

新潟県内には、酒蔵見学にあわせて立ち寄りたい魅力的な観光スポットが数多くあります。

佐渡島

新潟市から高速船で約1時間のところにあり、世界遺産に登録された「佐渡金山」をはじめ、トキのいる自然公園など見所満載の離島です。

湯沢町

湯沢町は、温泉を楽しむのはもちろん、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも盛んです。

小千谷市

へぎそばやコシヒカリなどの名産品があります。また、有形・無形を問わず歴史的価値の高い文化財が多くあります。

新潟市

新潟の県庁所在地であり、博物館や水族館、ショッピングモール、展望台、公園など、幅広い世代で楽しめる観光地が多くあります。

日本酒に合う新潟の名物グルメ

新潟県には、日本酒に良く合う名物グルメが数多くあります。まず「へぎそば」は、そばの実を機械で裂いて作る独特の食感が魅力です。小千谷市はそば処が軒を連ね、酒の肴にぴったりです。次に「笹団子」は、笹の葉で包んだ求肥で作る団子菓子です。上越市の笹団子は柔らかく、甘酸っぱい味が日本酒に合います。この他にも「新潟コシヒカリ」の白米や「新発田の蕎麦」なども日本酒に良く合う名物グルメです。

蔵元巡りの際は、日本酒に良く合う様々な名物グルメをぜひ味わってみてください。

新潟の歴史ある日本酒なら竹田酒造店の「かたふね」

竹田酒造店は1866年創業の老舗蔵元です。上越市大潟区に位置し、世界が認めた日本酒「かたふね」を醸造しています。かたふねの特徴は、甘口ながらもキレがあり、コクと丸みのある味わいです。新潟の日本酒の主流である辛口とは一線を画す味わいです。原料には、越淡麗・こしいぶきの県産酒造好適米を使用し、新潟の気候風土が生み出す香り高く上品な味わいが特徴です。

かたふねは、「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」日本酒部門でトロフィー賞(最高賞)を受賞するなど、国内外から高い評価を受けています。世界に誇る日本酒を、ぜひお試しください。

酒蔵見学も可能!新潟の日本酒を楽しむなら竹田酒造店

会社名 合資会社 竹田酒造店
住所 〒949-3114 新潟県上越市大潟区上小船津浜171番地子
TEL 025-534-2320
FAX 025-534-4542
営業時間 平日8:30~17:00
土曜日13:00~17:00、日曜日定休日
代表者名 竹田 成典
URL https://www.katafune.jp/